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「一度クリーニングを試してみたいものの、施術台で何をされるのか想像がつかない」。そう感じて受診をためらう方も、決して珍しくありません。
歯科で行うクリーニングが目指すのは、歯を見た目よく整えることばかりではありません。むし歯や歯周病から歯を守り、口内を健やかなまま保ち続けることにも、大きな意味があります。
この記事では、クリーニングにまつわる疑問を、以下の切り口に沿って整理していきます。
毎日の歯みがきだけでは取りきれない汚れを、専門の器具と手技できれいにしていく——それが歯のクリーニングです。落とす相手として代表的なのは、次の3つです。
どれほどていねいにブラッシングしていても、ブラシ一本で口内をすみずみまで清潔に保つのは、思いのほか骨が折れます。残った汚れが積もり重なると、いずれむし歯や歯周病へ進む引き金になりかねません(出典: e-ヘルスネット〔厚生労働省〕歯周病とは)。だからこそ、一定の間をあけて受けるクリーニングが役に立ちます。

口内の様子を都度たしかめながら、いくつかの段階を踏んで進めていきます。リーフ総合歯科でのおおまかな手順を見ていきましょう。
はじめに取りかかるのは、歯ぐきや歯の具合をたしかめる作業です。必要に応じ、歯周ポケットの計測やレントゲン撮影を加える場合もあります。むし歯や歯周病が隠れていないかを見たうえで、その方に向いた進め方を組み立てます。
ここがクリーニングのいちばんの軸となる工程です。歯ブラシでは落としきれず歯に残った歯石を、専用の器具でていねいに除いていきます。歯石の内側は細菌の温床になりやすく、歯周病を遠ざけたいなら早めに片づけておきたい相手です。器具を使ったこの歯石取りと歯面のみがき上げは、PMTC(専門的な機械的歯面清掃)の名でも知られます(出典: e-ヘルスネット〔厚生労働省〕PMTC|歯石除去・歯面清掃)。
歯の表面にこびりついた着色やこまかな汚れを取り去ります。コーヒー・紅茶・ワインといった飲み物による着色も、目立ちにくくなることがあります。仕上がりのあとに、歯ざわりがすべすべに変わったと話される方も少なくありません。もっとも、汚れの量や歯の状況しだいで、その手ごたえには個人差が出ます。
歯と歯のはざまは、むし歯や歯周病が芽生えやすいポイントです。専用の道具を使い、ふだんの手入れではなかなか届かない奥まった部分まで、しっかりさらえていきます。
汚れの残りやすい場所や、その方の口元に向いた歯みがきの仕方をご案内します。医院で受けるクリーニングと、家庭での毎日の手入れ——この両輪がそろってこそ、お口の健やかさは保たれます。
たいていの場合、強い痛みを覚えることはまずありません。とはいえ、以下のような状況では、いっとき歯がしみたり、むずがゆさを感じたりする可能性も考えられます。
痛みのとらえ方は人それぞれです。気がかりがあれば、どうか遠慮なくスタッフへお知らせください。状態を見きわめつつ、できる限り負担を抑えた進め方を大切にします。
要する時間は口内の状態しだいですが、だいたい30分から1時間ほどをみておくとよいでしょう。歯石が多めの方や、歯周病の治療を並行する方の場合には、何回かに分けて行うこともあります。
保険がきくかどうかは、クリーニングを何のために行うかで分かれます。
| 目的 | 保険の扱い |
|---|---|
| 歯周病の検査や治療にあわせて実施する場合 | 保険が認められることがあります |
| 着色取りや審美を主な目的として実施する場合 | 自費あつかいになることがあります |
ご自分がどちらに当たるかは、口内の具合によって変わってきます。くわしくは、診察のときに歯科医院へおたずねください。
目安となるのは、3〜6か月にいちどの定期的な来院です。
一方、以下にあてはまる方には、より短いサイクルでの通院をおすすめすることがあります。
ちょうどよいペースは、口内をたしかめたうえでご提案いたします。
クリーニングをすれば、歯の表面に付いた着色を取り除けます。その結果、歯の色みが明るく見えるようになったと感じる方もいらっしゃいます。
とはいえ、クリーニング自体に、歯そのものを白くする力はありません。地の色合いより白くしたいなら、ホワイトニングという別の道が向いています。着色を払うクリーニングと、歯の地色じたいを明るくするホワイトニングとでは、ねらいがまるで違います。どちらが向くかは仕上がりの実感にも個人差がありますので、ご希望をうかがいながら診察時にご相談ください。

歯科医院で定期的にクリーニングを受けることは、次のような備えとして役立つとされています。
加えて、こまめに口内を見てもらうことは、むし歯や歯周病を早い時点で察知する手がかりにもなります。医院でのプロの手入れと家庭でのセルフケアを並べて続けることが、お口の健やかさを長持ちさせる後押しになると考えられています(出典: 8020推進財団「プロケア」)。
A. おおむね3〜6か月ごとの来院が目安です。歯周病の治療を受けている方などには、より短い周期をご案内することもあります。ちょうどよいペースは口内の状態によって変わるため、診察の際にお尋ねください。
A. たいていは強い痛みを感じることはありません。ただ、歯ぐきが炎症を起こしている場合や歯石が多くたまっている場合には、しみたりむずがゆさを感じたりすることがあります。気がかりな点はスタッフへお伝えください。
A. 歯周病の検査や治療にあわせて実施する場合は、保険が認められることがあります。一方、着色取りなど審美が主な目的の場合は自費あつかいとなることがあります。くわしくは診察時におたずねください。
A. ご自身での歯石除去は歯や歯ぐきを傷つけるおそれがあるため、おすすめしていません。専用の器具を使う歯科医院での除去が安心です。
クリーニングは、歯の見ばえを整えるだけにとどまらず、お口の健康を支える欠かせない備えのひとつといえます。ブラッシングだけでは取りきれない汚れや歯石を払うことで、むし歯や歯周病になりにくい口内へと近づけることが見込めます。
歯を末長く健やかに保ち続けるためにも、定期的なお手入れをおすすめします。リーフ総合歯科では、患者様お一人おひとりの口内に合わせて、クリーニングや予防のご提案をしております。気がかりな症状をお持ちの方も、どうぞ気軽にご相談ください。