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リグロスの治療は、リグロスを取り扱い、歯ぐきを開く歯周外科手術を行っている歯科医院なら保険で受けられ、特別な施設の届出は定められていません。ただし実際に受けられるかは歯周ポケットの深さと骨の失われ方を検査で確かめて決まるため、検査と体制で医院を見分けます。条件と5つの確認点、探し方を整理します。

リグロスは歯周外科手術と同時に使う薬のため、その手術を行い、かつリグロスを取り扱っている歯科医院が保険で受けられる候補になります。国が求める施設の届出はなく、「届出済みの医院」という条件で候補を絞る必要はありません。薬の取り扱いは医院ごとに異なり、自分が受けられるかは検査で歯と骨の状態を確かめて決まります。
リグロスは塗って様子を見る薬ではありません。歯ぐきを開いて歯の根の歯石や汚れを取り除く手術を歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)といい、その手術中に骨が失われた部分へ塗ります(PMDA リグロス歯科用液キット 添付文書)。探すのは、薬を置いている医院ではなく、この手術を行っている医院です。
国の定めた体制を届け出た医院だけが保険で請求できる仕組みを施設基準(届出)と呼びます。歯周組織の再生でこの届出があるのは膜を使う歯周組織再生誘導手術(GTR法)だけで(厚生労働省 特掲診療料の施設基準等)、歯科の届出項目一覧にもリグロスの項目はなく、一覧を開いても探す先がありません。
リーフ総合歯科は、これを「どこでも受けられる」ではなく、探す手がかりが公的な名簿の側に用意されていないという意味だと考えています。名簿を探し続けるより、この後の5点で判定するほうが早く進みます。GTR法の届出状況は歯周組織再生療法の保険適用の記事にまとめました。

リグロスは、歯周ポケットの深さが4mm以上あり、骨の失われ方が縦方向で深さ3mm以上ある場合に使う薬です(PMDA 添付文書「効能又は効果に関連する注意」)。当てはまるかは精密検査とレントゲンで確かめるため、検査を受けるまで確定しません。
歯と歯ぐきの境目の溝を歯周ポケット、歯を支える顎の骨を歯槽骨、その骨が溶けて失われた部分を骨欠損と呼びます。条件は、歯周ポケットの深さが4mm以上で、骨欠損の深さが3mm以上の垂直性骨欠損、つまり縦にくさび状に失われた形であることです。検査の用紙には歯ごとのポケットの深さが並び、レントゲンには骨の減り方が写ります。詳細はリグロスの保険適用条件の記事にまとめています。
添付文書は、使えない場合も示しています。
リーフ総合歯科は、適応から外れるのは打ち切りではなく別の方法へ切り替える判断だと考えています。「使えません」で終わらず、次の選択肢まで示してもらえるかを見てください。
要点: 受けられるかは、ポケットの深さ・骨欠損の形と深さ・禁忌でないこと・術後の見通しで決まります。検査で確かめる項目です。

医院を見分ける手がかりは、検査・基本治療・術者の経験・適応外のときの選択肢・術後の管理の5点です。いずれも添付文書と学会の説明から導かれ、受診前や初診の相談で確かめられます。
| 区分 | 条件 | 確認のしかた |
|---|---|---|
| 自分の歯 | ポケット4mm以上・縦の骨欠損3mm以上 | 検査の用紙とレントゲン |
| 自分の歯 | 禁忌や陥凹が予想される部位でない | 問診と部位の見通し |
| 医院の体制 | 骨の形まで見る検査と再評価 | 手術までの予定 |
| 医院の体制 | 歯周外科の経験がある術者 | 手術の担当者 |
| 医院の体制 | 2〜8℃保存の薬の取り扱いと2年以上の管理 | 取り扱いと検診間隔 |
データ出典: PMDA添付文書、日本歯周病学会「歯周病Q&A」(本文中にリンク)
ポケットの深さを測るだけでは対象になるかは決まりません。骨が縦のくぼみとして減っているかまでレントゲンで確かめて条件がわかります。リーフ総合歯科では歯周ポケット検査・レントゲン検査・歯の動揺検査で確認しています(歯周病治療のご案内)。
歯石や歯垢を取り除き、歯磨きの方法を整えて炎症を落ち着かせる最初の治療を歯周基本治療と呼びます。添付文書も薬を塗る前に歯垢や歯石を十分に取り除き洗浄することを求めています。いきなり手術の話から始まる場合は、基本治療と再評価の予定を確かめてください。
添付文書には「本剤は歯周外科手術の経験のある歯科医師又は医師が使用すること」と書かれています。条件は施設ではなく担当者に置かれていますので、設備の説明より誰が手術をするかを聞くほうが確かです。リーフ総合歯科の院長は日本口腔外科学会の認定医で、得意診療分野は歯周再生治療です(スタッフ紹介)。
骨の欠損の形が条件に合わない場合や、術後にへこみが予想される部位では別の治療法を考えます。次の手が院内にあるかで通い直す手間が変わります。リーフ総合歯科では専門医が連携して診療していますので、検査の結果に応じて院内で対応できる選択肢をご案内します。
日本歯周病学会は、骨が完全に成熟するには2年以上かかり、術後数か月経ってからもプラークコントロールと定期的なメインテナンスが結果を左右すると説明しています(日本歯周病学会 歯周病Q&A)。リーフ総合歯科は、手術ができるかと同じ重さで2年以上通える距離と体制を見ています。
要点: 受診前に聞けるのは、骨の形まで見る検査、基本治療と再評価、手術の担当者、適応外の選択肢、術後の管理です。

リグロスの取り扱い医院を一覧できる公的な名簿はないため、地域から当たるなら日本歯周病学会の名簿が起点になります。認定医・歯周病専門医が地域別に載っており、そのうえで取り扱いの有無を電話で確かめる順番です。
学会のQ&Aも、詳細は近くの大学病院や専門医のいる歯科医院への相談を勧めています。岐阜県の名簿の掲載は16施設で、内訳は次のとおりです。
| 市町村 | 掲載施設数 |
|---|---|
| 岐阜市 | 4 |
| 瑞穂市 | 2 |
| その他10市町 | 各1 |
調査方法: 学会名簿の岐阜県ページから掲載16施設(N=16)の住所欄を計数(集計日 2026年8月22日)。データ出典: 日本歯周病学会 名簿一覧
土岐市の掲載はありません。名簿は専門資格の一覧で、リグロスの取り扱い一覧ではない点に注意してください。リグロスは2〜8℃で保存する処方箋医薬品のため、常備していない医院もあります。そのため順番は、①名簿で通える範囲の医院を探す、②電話で「リグロスを取り扱っているか」「歯周外科手術を院内で行っているか」の2点を聞く、③どちらも当てはまる医院で検査を受ける、の3段階になります。片方でも当てはまらない場合は、歯周外科手術を行う他の医院を候補に加えてください。
歯を支える骨が溶けていると言われたとき、まず必要なのは、どの治療法を選べる状態かを検査で確かめることです。リーフ総合歯科は3種の検査で骨の状態まで確認して治療方法を決め、歯周基本治療に加えて歯周外科治療にも対応しており、別の治療が必要な場合も専門医が院内で連携します。
どの治療法が選択肢になるかは適応条件と検査の結果で決まりますので、リーフ総合歯科でも、まず検査とご相談から始めます。 他院で抜歯と言われた方や、検査から術後の管理まで1か所で続けたい方はご相談ください。
薬を塗るのは手術の1回で、添付文書は1回限りの使用と定めています。学会の説明では1週間後に縫合と包帯を除き、経過を1〜数か月追います。
まずはかかりつけで取り扱いの有無と、歯周外科手術を院内で行っているかを確認してください。扱いがなければ、歯周外科手術を行う医院や学会の名簿の施設へ相談できます。
保険が使えますので、窓口の支払いは自己負担割合に応じた額です。条件と費用の考え方はリグロスの保険適用条件の記事で扱っています。
対応しています。歯周ポケット検査・レントゲン検査・歯の動揺検査で進行度と骨の状態を確認し、歯周基本治療に加えて歯周外科治療を行っています。院長の得意診療分野は歯周再生治療です。土曜も診療していますので、WEB予約かLINE無料相談をご利用ください。
リグロスの治療で受診先を決める手がかりは、届出の有無ではなく、歯周外科手術を院内で行っているかと、自分の歯と骨が条件に当てはまるかです。深さや骨の失われ方は検査まで確定しませんので、看板だけで絞り込まず、適否は検査結果をもとに歯科医師にご相談ください。受診前に確かめるなら、手術を誰が担当するかと、術後の管理をどう続けるかの2点です。リーフ総合歯科は、検査から歯周外科治療と定期検診までを同じ体制で続けられることが年単位の経過を左右すると考えています。