歯並びはどうやって改善する?5つの治療法と自分に合う選び方を歯科医が解説

矯正方法について悩む女性の様子

「口元の見た目を良くしたいけれど、どんな治療があるのかな」
「大がかりな装置をつけるしかないのだろうか」

歯並びの乱れについて、このようなお悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃいます。

歯列を整える手段は一つに限りません。お口の具体的な状況や、目指したい仕上がりに合わせて、複数の選択肢から選ぶことができます

代表的な治療メニューには、以下のような種類が挙げられます。

  • ワイヤーを用いた矯正
  • ・透明な着脱式の装置(マウスピース矯正)
  • 前歯だけの限定的な処置
  • セラミックによる審美修復

当記事では、歯の並びを整える具体的な方法と、それぞれの細かな特徴を分かりやすく紐解きます。口元の印象を変えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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歯列を整える基本は「歯列矯正」

歯並びの乱れを綺麗にするうえで主流となるのが矯正治療です。

矯正治療とは、専用の器具を使って歯に力を加え、ゆっくりと動かすことで正しい噛み合わせや美しい歯並びを作る処置をいいます。

一般的な通院期間は1年〜3年ほどですが、患者様お一人おひとりのお口の環境によって、適したやり方は異なります。
(参照リンク:公益社団法人 日本矯正歯科学会|矯正歯科治療のQ&A

歯並びの主な治し方5つ

5つの治療方法について、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1. ワイヤー矯正(ブラケット矯正)

古くから広く行われている代表的な矯正手法です。

歯の表面にブラケット(歯を動かすために固定する小さな器具のこと)を取り付け、そこに通したワイヤーの引っ張る力で歯を少しずつ動かします。

歯の大きな凸凹や、複雑な噛み合わせの乱れにも幅広く対応できる点が大きなメリットです。

  • メリット
    多様な症例に活用できる
    ・過去の治療実績が豊富である
  • デメリット
    ・口元を開けたときに装置が目立ちやすい
    ・毎日の食事や歯磨きの際に手間がかかる

2. マウスピース矯正

透明な素材で作られた樹脂製の装置をはめ込み、時期に合わせて新しいものへ交換しながら歯を移動させるやり方です。

目立ちにくいうえに、ご自身の手で自由に取り外せる利点があります。

  • メリット
    ・色が透明なので周囲の人に気づかれにくい
    ・食事やブラッシングの際に外してお手入れができる
  • 【デメリット】
    ・毎日決められた時間の着用を自己管理しなければならない
    ・骨格に原因がある場合など、症状によっては適応できないケースがある

3. 部分矯正

前歯のちょっとしたズレなど、気になるスポットだけをピンポイントで動かす処置です。

全体の歯を動かすわけではないため、比較的短い期間で治療を終えられます。

  • メリット
    全体を動かす矯正に比べて短期間で完了する
    治療にかかる費用を低く抑えやすい
  • 【デメリット】
    奥歯を含めた全体の噛み合わせを直すことは難しい

4. ハイブリッド矯正

固定式のワイヤー器具と、取り外しができるマウスピース装置を組み合わせて行う治療です。

最初の段階はワイヤーの強い力で大きく歯を動かし、後半の仕上げの時期に透明なマウスピースへ切り替えます。

異なる2つの仕組みを合わせることで、金属の装置が表に出る期間を短く抑えられます

5. セラミック治療

歯の位置自体を動かすのではなく、歯の表面を削ってセラミック製の綺麗な被せ物を施し、見た目の並びを整える方法です。

器具をつける矯正に比べて、圧倒的に短い期間で口元の見栄えを改善できます。

ただし、健康な歯の組織を削り落とす必要があるため、メリットだけでなく将来のリスクも含めた慎重な判断が求められます。

歯並びを治すときのポイント

納得のいく仕上がりを目指すためには、以下の3つの要素を意識することが重要です。

自分の歯並びの状態を知る

出っ歯や受け口、凸凹の歯など、症状の種類によって選ぶべき治療法は大きく変わります。

  • 出っ歯(上の歯が前に出ている)
    前歯を内側へ引っ込めるための空間が必要、全体的な矯正になるケースが多い
  • 受け口(下の歯が前に出ている)
    噛み合わせの前後関係が通常と逆になっているため、骨格のバランスを考慮した対応
  • ガタガタの歯(歯が凸凹に重なり合って生えている)
    綺麗に一列に並べ直すためのスペースをどのように確保するかがポイント

💡参考記事:インビザラインでガタガタの歯並びは綺麗になる?叢生の疑問を歯科医が解説

噛み合わせも考える

外見の美しさを整えるだけでなく、上下の歯が正しく噛み合うかどうかも重要です。

しっかり物を噛み砕ける機能性を保つことが、将来にわたるお口の健康を支えます。

歯科医と相談して治療法を決める

適した矯正プランは、お口のトラブルの度合いだけでなく、個人の生活習慣によっても左右されます。

費用面や必要となる通院期間も含め、事前の精密なカウンセリングで疑問や不安を解消しておくと安心です。

歯並びを治すメリット

歯列の乱れをきれいに整えることで、お口の中や身体全体の健康にたくさんの良い変化をもたらします。

  • ・歯の隙間にブラシが届きやすくなり、毎日の歯磨きがスムーズになる
  • ・磨き残しが少なくなり、虫歯や歯周病にかかるリスクを低減できる
  • ・上下の噛み合わせのバランスが整い、効率よく物を噛める
  • 口元へのコンプレックスが解消され、笑顔に自信が持てる

歯並びの改善は、見た目の美しさを高めるだけでなく、体全体の健康維持を助ける大切な要素です。

歯並びの治し方に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 大人になってから始めても効果はありますか?

年齢に関係なく、何歳からでも治療をスタートできます。大人の場合は顎の骨の成長が終わっているため、歯の移動スケジュールを正確に組み立てやすい点がメリットです。

ただし、歯周病が進行している場合などは、そちらの治療を先に完了させる必要があります。

Q2. なるべく安く短期間で治せる方法はどれですか?

一部を動かす部分矯正や、被せ物を取り付けるセラミック治療であれば、費用を低く抑えつつ短期間で見た目を整えられます。

しかし、部分的な対応では全体の噛み合わせまで直すことは難しく、セラミック治療では健康な歯を削る必要があります。

費用の安さや期間の短さだけで選ばず、ご自身の症状に合う方法を見極めましょう。

Q3. 痛みの少ない治療法はありますか?

どのような手法を選んでも多少の痛みや独特の違和感は生じます。

一般的に、少しずつ歯を移動させるマウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて痛みが比較的穏やかだと言われています。

ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、事前のカウンセリングで不安を医師に伝えておくと安心です。

まとめ | 歯並びの治し方は複数ある

歯の乱れを整える手段には、主に以下の選択肢が挙げられます。

  • ・ワイヤーを用いた治療
  • ・透明な着着式の装置
  • ・気になる部分だけの処置
  • ・異なる手法の組み合わせ
  • ・セラミックの被せ物による修復

お口の中の状況によって最善の対応は異なるため、まずは歯科医院で診察を受けましょう。

リーフ総合歯科では、患者様のお悩みに優しく耳を傾ける無料のカウンセリングを実施しています。

Webサイトや公式LINEから簡単に予約が可能ですので、「自分に合う治療法を知りたい」「具体的な費用の詳細を確認したい」という方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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