奥歯の強い痛みに対する精密根管治療とセラミッククラウンによる治療症例

3日前からの奥歯の痛みを主訴に来院された症例です。専門医がラバーダムとマイクロ顕微鏡を用いた精密根管治療とセラミッククラウンで治療を行いました。治療期間はR4.11.25〜R5.2.16の3ヶ月、通院回数3回、費用は総額198,000円(税込)です。

症例の背景

どんな症例か

  • 歯内療法の専門医による奥歯の精密根管治療(ラバーダム、マイクロ顕微鏡使用)

主訴

  • 3日ぐらい前から歯が痛い

Before / After

レントゲン

↓↓↓クリックして拡大して確認できます。

STEP1

治療開始前

STEP2

 被せ物と土台の除去

STEP3

精密根幹充填後

STEP4

被せ物(セラミッククラウン)装着後

解説

STEP1

治療開始前

STEP4

治療完了後

治療前(STEP1)のレントゲンでは、根の先(根尖)の向かって左側(奥歯寄り)の部分に、黒く写る影(透過像)が確認できます。これは根の先に感染が起きているサインです。精密根管治療を行い、被せ物(セラミッククラウン)を装着した後(STEP4)のレントゲンでは、この影が小さくなり、骨の状態が改善していることがわかります。

治療内容の詳細

治療内容・精密根管治療(ラバーダム、マイクロ顕微鏡、MTAセメント使用)
・セラミッククラウン

奥歯は前歯に比べて神経の形が複雑であり、治療後の抜歯のリスクも高いです。精密な治療を行うことで細菌の繁殖を防ぎむし歯の再発防止が期待できます。
治療期間・回数治療期間:R4.11.25-R5.2.16
通院回数:3ヶ月(3回)

*根管治療後には最終的な被せ物をして一連の治療が終了となります。
場合によっては、治癒を確認するため最終的な被せ物をせず数ヶ月ほど経過観察をすることもあります。
費用根管治療 ¥88,000
セラミッククラウン ¥110,000
総額 ¥198,000円(税込)
リスク・副作用・むし歯が大きかった場合は抜歯になることがあります

・歯牙破折の可能性(既根管治療歯は歯が薄くなるため)

・歯冠高径不足 CLPの検討の必要性

・ファイル残存の可能性

・クラウンの破折、ダツリの可能性

・フレアアップの可能性

・経過不良による外科的治療(歯根端切除及び意図的再植)または抜歯の可能性

・歯質穿孔の可能性

・根管治療による歯肉潰瘍・退縮の可能性

・下歯槽神経損傷のリスク(今回の場合は病変が神経に近接しています)

・歯周-歯内病変の際は歯周病の治療も必要となります

・麻酔を使用するためアレルギーの可能性

・部分的に口をゴムで覆うため著しい慢性鼻炎や蓄膿などがある方は、治療が困難になることがあります

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