歯列矯正にかかる総額は?大人と子どもの違いや治療法ごとの料金差を解説

通帳を見て考え込む短髪の日本人女性。背景にダイニングの家族。

歯並びをきれいに整えたいけれど、まとまった出費が心配で躊躇していませんか。

費用面の不安が原因で、診察を受けるべきか思い悩む方は非常に多くいらっしゃいます。

当院の窓口でも、実際に以下のようなお尋ねを頻繁にいただきます。

  • 歯列矯正の具体的な総額はどのくらいになるのか
  • 毎月の分割による支払いは選べるのか
  • 年齢(大人と子ども)によって金銭的な違いは生じるのか
  • ・透明なマウスピース器具と従来の金属ワイヤーでは、どちらの負担が大きくなるのか

こちらの記事では、歯列矯正の予算目安や、それぞれの処置方法による違いを詳しく紐解いていきます。

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歯の矯正は保険適用になる?

歯科医院で矯正治療の説明を受ける女性の様子

あらかじめ理解しておきたい重要なポイントとして、一般的な歯並びの治療は健康保険が利かない「自費診療」となります。

そのため、具体的な請求金額は個々の歯科医院が自由に決定しています。

ただ、例外として次に挙げる特別なケースに該当する場合、保険の対象となる仕組みです。

  • 顎変形症
    顎の骨の大きさや形状に著しい不調和があり、正常に物を噛むことが難しい状態
  • 唇顎口蓋裂などの生まれつきの疾患
    出生時から唇や上あごの組織が分かれている病気など

このような医療上の明確な理由が認められる場合を除き、基本的には費用のすべてを自身で負担しなければならない点に留意してください。
(参照リンク:公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは」

大人の矯正費用の目安

大人の歯科矯正において、選択される方法ごとの価格相場と主な特徴を一覧にしました。

治療の手法費用の目安主な性質
マウスピース矯正(インビザライン)80万円~120万円程度透明度の高い装置を用いるため周囲から目立ちにくく、食事やブラッシングの際には各自で取り外すことが可能です。
ワイヤー矯正70万円~110万円程度非常に幅広い症例に対応できる点が大きな強みです。お口の状態によっては、マウスピース型よりも確実な変化を見込める場合があります。
部分矯正10万円~50万円程度前歯の軽微な乱れなど、限定された範囲だけを動かす処置です。全体的な噛み合わせの不具合には適していません。

子どもの矯正費用の目安

お子様の時期に行うアプローチ(小児矯正)は、骨格がすでに定まっている成人とは異なり、あごの成長する力をコントロールしながら進めます。

  • 子どもの矯正の価格相場
    30万円~60万円程度(自費診療)

永久歯が生え揃う前の適切な時期に処置をスタートさせることで、将来的に大人の治療へ移行した際、健康な歯の抜歯を回避できる可能性が高くなります。

矯正費用に含まれるものの内訳

各クリニックの料金体系によって細かな差異はありますが、一般的には以下のような項目がトータルの金額に含まれます。

  1. 最初のカウンセリング料
  2. レントゲン撮影や歯型採取などの精密検査代
  3. 検査データを基にした診断料
  4. 装着する器具そのものの代金
  5. 通院のたびに発生する定期的な処置・調整料
  6. 治療完了後に美しい位置をキープするための保定装置代

一見すると安価に設定されているように思えても、後から予想外の処置代が加算され、最終的な出費が膨らむケースも珍しくありません。

金銭的な行き違いを避けるためにも、事前の段階で総額の内訳をしっかり確認することが極めて重要です。

矯正治療は月々の支払いも可能

まとまった現金を一度に準備するのが難しいという理由で、治療を諦める必要はありません。

昨今は、デンタルローンや分割支払いシステムを導入し、毎月の負担をセーブしながら治療を始める方が増えています。

例を挙げると、総額が100万円を超えるケースであっても、分割回数を多く設定すれば家計に無理のない範囲で月々の支払額を抑えられます。

詳細な支払い条件や審査の流れについては、診察を希望するクリニックへ直接お尋ねください。

矯正治療の費用対効果

歯列矯正に必要となる費用は、決して小さな金額ではありません。

しかし、治療を無事に終えることで、以下のような多くのメリットがあります。

  • 口元のバランスが整う
  • 上下の噛み合わせが改善する
  • 虫歯や歯周病にかかるリスクが下がる
  • ・年齢を重ねても、自分の歯を長く維持しやすくなる

これからの長い人生を快適かつ健康に過ごすための、ご自身に対する非常に価値ある投資だと捉える方も少なくありません。

矯正治療を始める前に大切なこと

マウスピース矯正装置を手に持つ女性の様子

価格の安さだけを最優先にして治療方法を決定してしまうのは避けたほうが賢明です。

心から納得できる結果を手にするためには、以下に挙げる要素を総合的に検討しなければなりません。

  • ・現在のお口全体の歯並び
  • ・上下のあごの噛み合わせバランス
  • 日常の生活スタイル(食事の環境など)

同じように見える状態であっても、骨格の特徴や歯の根元の状態によって、適したアプローチは一人ひとり異なります。

まずは専門的な知識を持つ歯科医師によるカウンセリングを受け、詳しい方針や明確な見積もりを提示してもらうのが確実です。

歯の矯正費用についてよくある質問(FAQ)

歯の矯正治療は保険適用になりますか?

一般的な審美目的の歯列矯正は、健康保険が適用されない自費診療となるため、全額が自己負担となります。

ただ、顎変形症や国が指定した特定の先天性疾患に起因するケースなど、例外的な状態であれば、指定の医療機関において保険診療で受けられる場合があります。

まとまった費用がなくても、月々の分割払いで治療を始められますか?

はい、問題ありません。多くの歯科医院において、長期の分割が可能なデンタルローンや窓口での分割支払いに対応しています。

具体的な毎月の支払額などは事前の診察時にお尋ねください。

提示された費用のほかに追加費用がかかることはありますか?

追加費用が発生するかどうかは、各クリニックの料金システムによって対応が分かれます。

治療が始まってから思わぬ出費に困ることがないよう、契約を結ぶ前に内訳の詳細を必ず明確にしておきましょう。

まとめ

最後に、一般的な矯正費用の相場を改めて整理しておきます。

  • 小児矯正:約30万~60万円
  • ワイヤーを用いる矯正:約70万~110万円
  • マウスピースを用いる矯正:約80万~120万円

実際の金額は、お口の中の複雑さや選択する器具の種類によって上下します。

単なる費用の比較にとどまらず、自分の身体の状態に適した選択肢を選ぶことが大切です。

リーフ総合歯科では、患者様のお悩みに優しく耳を傾ける無料のカウンセリングを実施しています。

Webサイトや公式LINEから簡単に予約が可能ですので、口元の見た目が気になっている方はいつでもご相談ください。

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