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一生自分の歯で食べたいあなたへ|今こそ見直したい「歯科検診」の必要性

予防・メンテナンス

「虫歯も痛みもないから歯医者は不要」と思っていませんか?

歯のトラブルは、自覚がないまま進行することもあります。

しかし、早めに検診を受けることで、トラブルを未然に防げることも。

この記事では、歯科検診のメリットや通院の目安、今日から始められる予防法をご紹介します。

将来の健康を守りたい方は、ぜひご覧ください。

目次

“気づかぬ変化”が進んでいることも!予防歯科でお口の健康を守る

50代・60代を迎える今、自分の歯を守るためには「予防歯科」に取り組みが欠かせません。

年齢を重ねるにつれて、歯ぐきが下がったり、歯がぐらついたり、口の中が乾燥しやすくなったりします。

こうした変化は、加齢やホルモンバランスの変化によって起こる歯周病のサインかもしれません。

自覚症状がなくても、定期的な検診で小さな変化を見逃さないことが大切です。

口の健康は、体の健康にもつながる

歯の状態は、全身の健康にも深く関係しています。

たとえば、歯周病は糖尿病や心臓の病気と関係があり、噛む力が弱まると栄養状態の悪化や認知機能の低下につながることもあります。

つまり、お口のケアは健康寿命を延ばすための重要な習慣なのです。

歯を守るには「専門家とのチームケア」がポイント

毎日の歯みがきなどのセルフケアに加えて、歯科医院での定期的なケアを受けることで、予防の効果をより高めることが期待できます。

最近では、虫歯・歯周病・矯正・インプラントなど、それぞれの専門医が在籍する総合的な歯科医院も増えています。

信頼できる歯科医院と継続的に関わることで、年齢や口の状態に応じたケアが受けられ、自分の歯を守る意識も自然と高まるでしょう。

「歯が痛くないから大丈夫」は危険!“沈黙の病気”歯周病に注意

「歯が痛くないから大丈夫」と思っていても、知らないうちに進行しているのが歯周病です。

歯周病は、歯を支える骨が溶けてしまう病気のため、一度進行すると元に戻すのは困難です。

痛みがほとんどなく進行し、気づいたときには歯ぐきの腫れや歯のぐらつき、重症化すると歯が抜けてしまうこともあります。

健康な歯ぐきから骨が溶ける重度の歯周病まで、4つの進行段階を示すイラスト図解

特に50代以降は、免疫力の低下やホルモンバランスの変化、唾液の減少などが重なり、歯周病のリスクが高まる傾向にあります。

こうした変化は見た目ではわかりにくいため、症状がなくても定期的に歯科検診を受けることが大切です。

歯科検診で得られる5つのメリット

歯科衛生士が患者さんに笑顔でカウンセリングしている写真

歯科検診に不安がある方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、検診の目的は「トラブルを未然に防ぎ、安心をつくること」にあります。

ここでは、歯科検診で得られる5つのメリットをご紹介します。

順番に解説していきます。

① 虫歯・歯周病を早期に発見できる

ご自身では気づきにくい初期の虫歯や歯周病も、歯科医師の専門的な視点なら発見できる可能性があります。

早期に発見できれば、治療の負担や費用を最小限に抑えやすくなります。

② 歯石や着色汚れをプロが除去

家庭のケアでは落としきれない「歯石(しせき)」や「ステイン(着色汚れ)」も、検診時にきれいにしてもらえます。

歯周病予防も同時にでき、見た目もすっきりして清潔感がアップします。

③ 詰め物・被せ物のトラブルを見逃さない

過去に治療した詰め物や被せ物は、劣化やすき間ができやすいものです。

見た目には異常がなくても、中で虫歯が進行していることもあります。

歯科検診では、こうしたトラブルの前ぶれも早めにチェックしてもらえます。

④ 医療費の節約にもつながる

虫歯や歯周病が悪化してからの治療を始めると、通院回数や費用が大きくなることも。

しかし、定期的な検診によって予防ができれば、結果的にかかる医療費を抑えられる可能性があります。

⑤ 全身の健康を守る入り口になる

歯周病は、次のような全身の病気と関係があるとされています。

歯科医院によっては、内科などと連携して口腔ケアを行い、全身の健康を支える取り組みをしているところもあります。

どのくらいの頻度で通えばいい?検診の目安とポイント

「どのくらいのペースで通えばいいの?」と迷う方も多いかと思います。

実は、検診の頻度は一律ではありません。

お口の状態や生活習慣によって変わるため、最適なタイミングは人それぞれです。

3〜6ヶ月に1回が基本の目安

歯科検診の目安は、一般的に「3〜6ヶ月に1回」と言われています。

ただし、歯周病が進行している方や、歯ぎしり・糖尿病のリスクがある方は、より短い間隔での受診がすすめられることもあります。

逆に、お口の状態が安定している方なら、半年に1回でも十分な場合もあります。

歯科医と相談して、自分に合ったペースを見つけましょう。

検診の内容は虫歯チェックだけじゃない

歯科検診では、虫歯のチェックに加えて、次のような内容も行われます。

設備の整った医院では、精密機器を使った検査も可能で、見えにくい異常の早期発見にもつながります。

一生自分の歯で食べるために、今から始めたい3つの習慣

歯を失う原因の多くは、小さな油断や変化の見落としです。

でも、今からできることに取り組めば、自分の歯を長く守れる可能性が高まります。

ここでは、歯科検診とあわせて実践したい3つの習慣をご紹介します。

順番に解説していきます。

① 毎日のセルフケアを見直す

歯周病予防のための毎日のセルフケアで使う、歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス

50代以降は、歯と歯のすき間や歯ぐきの周りに汚れがたまりやすくなります。

歯ブラシだけでは落とせない部分も多くなるため、歯間ブラシやフロスの使用が効果的です。

1日1回のケアを習慣にすれば、歯周病や虫歯のリスクを大きく減らすことが期待できます。

② 定期的にプロのケアを受ける

質の高いプロのケアを象徴する、清潔に整えられた歯科医院の診療室と専門機器

自分では落としきれない汚れや歯石は、プロのクリーニングで除去しましょう。

専用の器具や超音波スケーラーを使った処置は、歯周病予防にも効果的です。

拡大鏡や歯科用の顕微鏡を使用している医院なら、より精密なチェックが期待できます。

③ かかりつけの歯科医院を持つ

いつでも相談できる「かかりつけ歯科医」がいることは、将来の健康維持につながります。

とくに、院内に専門医や技工士がいる歯科医院なら、幅広い対応も可能です。

同じ歯科医院で継続的に診察を受けることで、自分では気づきにくい変化にも早めに対応しやすくなります。

まずは、信頼できる歯科医院を見つけて、定期的に通うことから始めてみましょう。

まとめ:自分の歯で食べられる幸せは、今の行動が守る

50代・60代になっても、自分の歯でしっかり食事を楽しめるかどうかは、人生の質に大きく関わります。

その幸せを守るためには、「治療より予防」を意識し、早めの対策を始めることが大切です。

毎日のセルフケアに加え、定期的に歯科検診を受けることが、お口の健康を守る一番の近道です。

ぜひ、予防のための検診を習慣にしてみてください。

痛みが出る前に、定期的なチェックを始めてみませんか?

当院では、お一人おひとりのお口の状態に合わせた治療計画をご提案しています。

お口に関するお悩みや、将来の健康のための予防に関心のある方は、まずはお気軽にご相談ください。

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