親知らず

診療案内 | リーフ総合歯科・クローバー歯科

親知らず

Q.親知らずとは何ですか?

A. 親知らずとは人間の歯で一番最後に生えてくる歯のことで、専門的には第3大臼歯もしくは智歯と呼ばれています。他の永久歯と違い成人して親元を離れてから生えてくることが多いため、親知らずと名付けられたと言われています。生まれながら親知らずが無い人がいますが、通常は上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本が生えてきます。正常に生えている親知らずを抜く必要はありませんが、正常に生えてこない場合は必要に応じて親知らずを抜きます。

“治療の安全性“

Q.なぜ親知らずを抜く必要があるのですか?

A. 親知らずを抜く理由はいくつかあります。顎が小さいため親知らずが正常に生えず、歯ブラシをしても汚れが溜まりやすく腫れや痛みの原因となったり、周りの歯を圧迫して歯並びが崩れたり、親知らずや手前の歯が虫歯になったり、口臭の原因になったりするため必要に応じて親知らずを抜きます。また、正常に生えているなど、抜かなくても良い場合がありますので相談して判断されると良いでしょう。

Q.親知らずの抜歯は痛みを伴いますか?

A. 親知らずを抜く場合は局所麻酔を行いますので痛みを伴うことは少ないですが、押さえたりする圧迫感を痛みとして感じることがあり、必要があれば麻酔を追加して痛みを減らせるようにしています。また、歯を抜いた後の痛みに対しては痛み止めの薬を処方します。しかしながら痛みの程度は個人差があり1〜2週間程度続くことがありますので、その時は痛み止めを追加で処方することも可能です。

Q.親知らずを抜く前に何かありますか?

A. 親知らずを抜く前に手術の流れやリスク(舌や下唇の感覚異常など)を説明してから行っています。もし何かお薬など使われてましたら、事前に教えていただけると助かります。歯を抜く前日は体を休め、しっかりと睡眠しましょう。また何かわからないことがあれば気軽に質問してください。

Q.親知らずを抜いた日の留意点はありますか?

A. 親知らずを抜いた日は激しい運動など行わずなるべく安静にし、長くお風呂には浸からず軽くシャワー程度にしましょう。食事は食べやすいものを工夫するなどしてください。強く口をゆすぐと出血することがあるため、当日は避けてください。それ以降は様子を見ながら徐々に日常生活に戻してください。お仕事は特に制限は設けておりませんが、体への負担は個人差がありますので無理をなさらないようお願いします。

Q.親知らずを抜歯した後の歯磨きはした方がよいですか?

A. 親知らずを抜いた部位は痛みがありますので、痛まない程度に優しく磨いても大丈夫です。痛みが強いなど、ご不安でしたら当日は歯を抜いた部位は磨かずにゆすぐ程度にしてください。また歯を抜いた部位以外は通常通り磨いても大丈夫です。もし歯磨き剤やマウスウォッシュなどを使うことで傷口がしみて痛いようなら避けた方がよいでしょう。

Q.抜歯後、食べ物に制限はありますか?

A. 親知らずを抜いた後は、食べ物や飲み物に特に制限はありませんが、麻酔の効果が持続している間は頬を噛んだり火傷したりすることがあるため注意してください。また痛みなどで食べにくい場合は軟らかくて栄養価の高いものにするなどの工夫は必要です。お酒やタバコは傷の治りを遅くすることがあるため1週間程度は避けた方がよいでしょう。

Q.親知らずを抜いた後の腫れはどれくらいですか?

A. 親知らずを抜いた後の腫れは個人差がありますが、およそ歯を抜いて2日目がピークで、数日かけて治っていくことが多いです。腫れが強い時に冷やすと気持ちいいのですが、腫れの引きが悪くなることがありますので気をつけてください。あまりに腫れが強い場合は処置が必要な場合があります。

治療の安全性

Q.親知らずを抜いた後の併発症はどんなものがありますか?

A. 親知らずを抜いた後は、腫れや痛み、出血などがあります。上顎と下顎でそれぞれ特徴があり、下顎の親知らずの根の近くに感覚神経が存在しているため、可能性が低いのですが舌や下唇の感覚がなくなったり鈍くなったりすることがあり、症状が継続することがあります。しかし運動には影響がないため見た目や動き、しゃべれない、食べれない、味がわからないなどの症状はありません。また上顎の親知らずの近くには上顎洞と呼ばれる空洞があり、そこに穴が開くことがあります。自然に塞がることが多いのですが、穴が継続して残った場合は飲んだ水などが穴を通って鼻から漏れ出すことがあります。歯を抜いた部位の治癒が遅くて骨が露出した状態になることがあります。ドライソケットと呼ばれる状態で、その場合は強い疼痛が起こる可能性があります。痛み止めを飲んで痛みを和らげながら骨が見えなくなるまで自然治癒を待たなければならないこともあります。歯を抜いてしばらくしてから細菌感染のために腫れや痛みが起こることがあります。場合によっては洗浄したり、切開して膿を排出したりすることもあります。

Q.親知らずの抜歯は保険適応ですか?いくらかかりますか?

A. 親知らずの抜歯は一般的には保険適応ですが、適応にならない場合(例えば中学生以下など)があります。親知らずの生え方や薬の種類によって異なりますが、3割負担の方で埋まっている親知らずを抜いた場合の自己負担額は5,000~6,000円ほどになります。

Q.親知らずの抜歯は何歳までに行うのが良いですか?

A. 何歳までという決まりはありませんが、20代までに抜くことが多いです。それは歯並びへの影響や虫歯や歯周病のリスクを低くするためであったり、骨が軟らかいため抜きやすく痛みなども比較的少ないことなどが挙げられます。ただし歯を抜く必要性やタイミングは個人差がありますので、よく相談してから予定していきましょう。

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